上の帯=オルカンが投資している国/下の帯=そこを通じて持っている会社の例

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週まとめ / 2026年10月5日〜10月9日の週

3日上げて2日下げ、+282円。株と為替を足した答えが、週ではぴったり合った

この一週間、オルカンは37,827円から38,109円へ、282円上がりました(+0.75%)。

はじめの3日で+808円、あとの2日で-526円です。上げてから、上げた分の3分の2ほどを戻した週でした。そして今週は、株と為替を足した答えが、週の合計では実際の動きとほぼぴったり合いました。

1. 3日上がって、2日下がった

10月5日(月)+199円(+0.53%)
10月6日(火)+304円(+0.80%)
10月7日(水)+305円(+0.80%)
10月8日(木)-358円(-0.93%)
10月9日(金)-168円(-0.44%)
週の合計+282円(+0.75%)

水曜には38,635円まで上がりました。木曜の-358円が、今週いちばん大きな動きです。

2. 中身は、株で +0.67%、為替で +0.08%

このサイトが毎日出している分解を、5日ぶん並べます。

世界の株 / 為替 / 実際
10月5日+0.85% / -0.12% / +0.53%
10月6日+0.64% / +0.14% / +0.80%
10月7日+0.45% / +0.20% / +0.80%
10月8日-0.70% / -0.14% / -0.93%
10月9日-0.57% / 0.00% / -0.44%
5日ぶんを足すと+0.67% / +0.08% / +0.75%

※「5日ぶんを足すと」は、毎日の%をそのまま足した数字です。ただし「実際」の欄だけは、37,827円と38,109円を比べた +0.75% を入れています(毎日の%を足すと +0.76% です)。

今週、オルカンを動かしたのは、ほとんど株でした。為替は、5日とも0.2%以下の動きです。株と為替を足すと+0.75%で、実際の+0.75%と合っています(4章の③)。

株と為替がどう効くかは、こちらにまとめてあります。→ 円高・円安は、外国の株を持つ人に何をするのか

3. この一週間に起きたこと ―― 10個

※会社の株・原油・金利・指数は、10月2日(金)と10月9日(金)の終値を比べています(KOSPIは10月8日まで)。10月9日(金)のアメリカ市場の動きは、今週のオルカンの数字にはまだ入っていません(5章)。

4. この3つを、もう少し詳しく

① 木曜と金曜の下げ ―― 半導体の会社が続けて下がった2日

オルカンの数字に入るのは、前の日の夜のアメリカの値段です(休みをはさむときは、その前の取引日の値段。なぜ日付が1日ずれるのか)。木曜と金曜のオルカンに入っていたのは、こういう2晩でした。

10月7日の夜 → 8日(木)のオルカンMeta -2.38%/TSMC -2.09%
世界の株 -0.70% → オルカン -0.93%
10月8日の夜 → 9日(金)のオルカンBroadcom -4.35%/TSMC -3.01%/NVIDIA -2.94%
世界の株 -0.57% → オルカン -0.44%

では、8日の夜の3社は、オルカン全体をどれくらい動かす分にあたるのか。オルカンの中の割合(2026年9月30日時点)をかけると、こうなります。

その日の動き × 入っている割合 = 効き方(およそ)
NVIDIA-2.94% × 5.0% = -0.15%
Broadcom-4.35% × 1.5% = -0.07%
TSMC-3.01% × 1.8% = -0.05%
3社でおよそ -0.27%

※為替は入れていない、おおよその計算です。割合は月に1回の公表で、実際は毎日少しずつ変わります。

いちばん大きく下がったのはBroadcomですが、効き方がいちばん大きかったのは、たくさん入っているNVIDIAでした。先週の週まとめと同じ形です。効き方は「動きの大きさ × 入っている割合」で決まります。→ オルカンの中身は、実際に何が入っているのか

生徒と先生が、証券とかごで値動きと保有割合を比較している。上段は-4.35%×1.5%で効き方はおよそ-0.07%、下段は-2.94%×5.0%でおよそ-0.15%。先生は証券の多い下段を指し、生徒は「割合も大事!」と言う。10月8日の値動き、割合は2026年9月30日時点。為替を除いた、おおよその計算。
本文の2社の例を、会社名を付けずに比較。かごの証券の枚数は、保有割合を説明するためのイメージです。
このサイトは、値段(事実)と、報じられている見方を分けて置きます。
OpenAIの売上のニュースや金利の話は、その日に報じられた見方です。「だから下がった」とはつなげません。確かなのは、その日に何が何%動いたか、までです。

② ブラジルが1日で +7.70%。オルカンの中のブラジルは、上位10か国の外

10月5日、ブラジルの株の指数は1日で7.70%上がりました。報道では、2020年3月以来の上げ幅とされています。

オルカンの中で、ブラジルは上位10か国に入っていません(2026年9月30日時点。10番目のオーストラリアが1.3%です)。だから、ブラジルの割合は、1.3%と同じか、それより小さいことになります。

ブラジルの株の1日の動き+7.70%
オルカンの中のブラジルの割合1.3%以下
かりに1.3%入っていて、同じだけ動いたとしたらおよそ +0.10%(これ以下)

※「もし」の計算です。ブラジルの指数はブラジルの通貨(レアル)で見た値で、オルカンの中のブラジルの株とぴったり同じではありません。実際に効いた分を測った数字ではありません。また、この日の動きがオルカンに入るのは、10月6日(火)ぶんです。

ニュースでは「歴史的な上げ」でも、オルカン全体から見ると、1.3%以下の国の話です。大きなニュースの大きさと、オルカンの数字への効き方は、別に見る必要があります。→ 分散とは何か

大きな新聞を持つ読者と、たくさんの証券が入ったかごを示す説明役。新聞には「ブラジルの株価指数」「10月5日」「+7.70%」。オルカン全体を表すかごの小さな一部分にブラジルの札があり、「上位10か国の外」「10番目は1.3%」「2026年9月30日時点」と示している。ニュースの大きさと入っている割合を別に見る絵。かごの中身はイメージ。
新聞の見出しの大きさと、ファンドに入っている割合は別に見ます。かごや証券の枚数は、実際の構成比を表していません。

③ 「説明しきれなかった分」が、1週間でほぼ打ち消し合った

毎日の記事には、株と為替を足した答えと、実際の動きの差=「説明しきれなかった分」を出しています。今週の5日ぶんです。

10月5日-0.21%
10月6日+0.02%
10月7日+0.14%
10月8日-0.09%
10月9日+0.13%
5日ぶんを足すと-0.01%

※毎日の記事に出ている数字のままです。丸める前の数字で計算しているので、2章の表から引き算した値とは0.01ずれる日があります。

1日ずつ見ると、プラスの日もマイナスの日もあります。でも5日ぶん足すと、ほぼゼロになりました。2章で、株と為替を足した+0.75%が、実際の+0.75%と合っていたのは、このためです。

この差には、使っている数字が指数そのものではないこと、計算に使う値段の時刻とオルカンの中の値段の時刻が少しちがうこと、信託報酬、という理由があります。時刻のちがいから出るずれは、ある日に出たずれが、次の日に逆に出る形と合っています。ただ、どれだけがそのためなのかは、計算では分かりません(「説明しきれなかった分」とは何か)。今週は、それが1週間で、ほぼちょうど打ち消し合った週でした。毎週こうなるわけではありません(先週は、足しても0.06%合いませんでした)。

※10月9日の記事の「この日の読み方」に、為替の表は「+0.00%」なのに「円安に動いたので押し上げました」という文が出ていました。実際の為替の動きは、丸めると0.00%になるほど小さなものでした。0.00%になる動きは「ほとんど動かなかった」と書くように、2026年10月10日に直しました。

5. 来週に出ること

左では読者が閉まった基準価額のお知らせ窓口に立つ。カレンダーは10月12日(月)、スポーツの日で、看板は「基準価額は出ません」。右では係の人が10月13日(火)ぶんのファイルを持ち、その中にアメリカ市場の10月9日(金)と10月12日(月)の書類を並べる。月曜の値動きは未確定。火曜の基準価額が上がるか下がるかは、まだ分からないと説明する。
10月12日(月)は基準価額が出ません。金曜と月曜のアメリカ市場の動きは、10月13日(火)ぶんに一緒に入る予定です。値動きの予想ではありません。

どれも「こうなる」とは書きません。来週また、数字が出てから並べます。

この週の数字の出どころ
・基準価額と分解:10月5日/10月6日/10月7日/10月8日/10月9日の記録
・ブラジルの大統領選と株価:CNBC(2026年10月5日)/Euronews(2026年10月5日)
・Broadcomと半導体:The Motley Fool(2026年10月8日)/FX Leaders(2026年10月8日)
・原油:CNBC(2026年10月8日)
・Amazon:MarketBeat(2026年10月9日)
・会社と国の割合:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)月次レポート(2026年9月30日基準)
・株・原油・金利・指数の値:Yahoo Finance の日ごとの終値(2026年10月10日の夜に取得)

この記事の数字の出どころ

ここに出した数字は、どれも公開されているものです。リンク先でそのまま確かめられます。

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